ミハイル・プレトニョフ
Mikhail Pletnev
ロシアの俊英ミハイル・プレトニョフのピアノ・ソロ。カーネギー・ホールでのデビュー・コンサート。アンコールの、この「イスラメイ」にはホントにぶっ飛びます。
プレトニョフはずーっと気になるアーティストでした。
まず、その顔つき。どうにも冷酷そうというか自信満々というか。世の中なめ切っているようなふてぶてしさです(このCDはちょっと弱々しいですが・・)。俳優のゲイリー・オールドマン(「ハンニバル」で豚に食われて死んでしまう個性派俳優)に雰囲気が似ており、スパイとか殺し屋とかやらせたらうまそうなんです。
ミハイル・プレトニョフは1957年生まれ。今やロシア音楽界をしょって立つ存在です。ピアニストとしてのみならず、1990年にはゴルバチョフ大統領の肝いりで「ロシア・ナショナル・オーケストラ」を創設。常任指揮者として一流の水準に育ててきました。
ピアニストとしては、驚くべき技術水準に加え、「大胆不敵」「傲慢」「堂々」といったところが個性で、まさに面構えのとおり!このカーネギー・ホールでのコンサートは、2000年、遅ればせながらのアメリカ進出ということですが、全く気後れすることなく、自信満々に聴衆を支配し切っている様子がうかがえます。白眉はこの「イスラメイ」。同郷の作曲家バラキレフの超難曲を自在に弾きこなし、感情を爆発させ、圧倒的に盛り上げていきます。聴衆の熱狂もすさまじく、さながらロック・コンサートのよう。ニューヨークっ子もびっくり、といった感じだったのでしょう。
プレトニョフは、別のアルバム「展覧会の絵」でもすさまじく、ほとんどペダルを踏みっぱなしで轟音を叩き出すさまは、あのキース・エマーソンもびっくりという感じです。
正統派オーケストラでも素晴らしいアルバムを多数ものにしており、チャイコフスキー、ラフマニノフほかロシアの作曲家の作品を中心に、積極的にリリースしています。私が頼りにしているペンギン社のガイドブック「The Penguin Guide to Compact Discs」でも、ロゼット(Rpsettes)の最高評価を獲得している作品が何枚かあります。
これからもプレトニョフには要注意ですぞ!
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ラフマニノフ:交響曲第1番
指揮者としてのプレトニョフを聴くならこのへんから。ロゼット獲得。スキがありません。交響詩「死の島」なんて・・・すごすぎる・・。 |
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楽曲:
イスラメイ(バラキレフ)
アルバム:
カーネギー・ホール・
ライヴ

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