スティーブ・ガッド
Steve Gadd
全盛期のガッドはすごかった。ジャズ・フュージョン界No.1売れっ子ドラマーの地位を独占していました。
スティーブ・ガッドのドラミングの特徴は、どんな曲もシャープにこなしつつ、冒険的なプレイ、おかずに果敢に取り組み、全てものにしてしまうところ。テクニシャンと言ってしまえばそれまでですが、どのセッションでも聞かせどころを必ず用意し、時には主役を食ってしまうことも多かったんです。
チック・コリアのソロ・アルバム「妖精」におけるガッドのプレイは、彼のキャリアのハイライトと言っていいでしょう。Nite
Spriteは、ベースのアンソニー・ジャクソンも加えた三人によるまさにバトル・ロイヤル。4分強の息詰まる戦いを制するのはガッド。最終コーナーでの機関銃のようなハイハットで、みんな切り殺されてしまった!
参加作はジャズからポップス、日本の歌謡曲まで(SMAP!)、あまりにも多くて書ききれません。スタッフ、スティーリー・ダン、ブレッカー・ブラザース、エリック・クラプトン、ジョージ・ベンソン、ボブ・ジェームス、アル・ジャロウ、ポール・サイモン、デヴィッド・サンボーンなどなど。職人というのはこういうのを言うんですね。
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