チャカ・カーン
Chaka Khan
この大きな口が、たまらなく魅力的だという人がいます。
わたくしは、どちらかと言うと吸い込まれそうで恐ろしいです。ファンク界の京唄子!
ものすごいヴォーカルと言えば、この人、チャカ・カーン。
なんせ、ど迫力!。ギンギンのファンクで絶叫されたら勝てる人はいません。一体何オクターブ出るんだろう。高音域は無限の高さまで行っちゃってます。節回しのテクニックも自由自在。ハモッた時も、ゾクゾクいたします。
さらにチャカのすごいところは、ファンキーに炸裂する一方、クールにおさえたバラード系にも強いところ。静かに迫られると、これまたゾクっと来ちゃうんです。
「アイ・フィール・フォー・ユー」は、1984年発表。チャカ・カーン最大のヒット作です。アルバムは全米14位、プラチナ。同名シングルは全米3位、ゴールド・ディスク。グラミー賞「ベストR&Bヴォーカル・パフォーマンス」にも輝きました。冒頭の「チャカ、チャカ、チャカ・カーン!」というラップは、当時むちゃくちゃはやったもんです。
この作品を完璧なものに仕上げたのは、大物プロデューサー、アリフ・マーディン。R&B、ファンク系をプロデュースさせたら右に出る人がいません。なんせ、作曲はプリンス。ハーモニカはスティーヴィー・ワンダーと来た!。さらに、レジー・グリフィンのトーキング・ボックス・ギターとベースのリフ、スティーヴ・フェローンのタイトなドラム、そしてラップを効果的に生かし切っているんです。
鉄壁のバックに乗っかるのが、チャカ・カーン。まさに自由に、奔放に羽ばたきます。サイコー!
チャカ・カーンは1953年3月生まれ。50を越えちゃいました。ファンク・バンド、ルーファスに加入したのが18歳のとき。74年、「Tell Me Something Good」で全米3位のヒットをかっ飛ばします。以降、ルーファスでもヒットを出しましたが、78年、ソロ作品「I'm Every Woman」が全米21位のスマッシュヒットとなって以降、ソロとしても順調にキャリアを積んで来ました。
最近はさすがにシーンから遠ざかっているようですが、たまに色々なアーティストのコンサートにゲスト出演している姿を見掛けます。この前は、東京ジャズ・フェスにハービー・ハンコックと競演したりしてました。なんとなく評価がイマイチ低いのは、どこでもひょこひょこゲスト出演して、ありがたみが少ないことかな。
体格も貫禄をます一方で、この前テレビで見たときは、ほとんど力士状態でしたね。恐るべし、チャカ・カーン!
さて、そのほかお勧めは、やっぱりベスト盤でしょう:
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Epiphany: The Best of Chaka Khan, Vol. 1
チャカ・カーンのソロ・ヒット作がもれなく入っています。「What Cha' Gonna Do For Me」「チュニジアの夜」なんてのは、もう絶対に聴いてほしいですね。 |
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The Very Best of Rufus Featuring Chaka.
ルーファスの決定盤ベスト。クインシー・ジョーンズによるプロデュースの「Do You Love What You Feel」。「Once You Get Started」など、名演多数。 |
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楽曲:アイ・フィール・
フォー・ユー
アルバム:
I Feel For You
チャカ・カーン
(1984年) |

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