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スティーリー・ダン/ 彩
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うそつきケティ![]() |
幻想の摩天楼![]() |
ガウチョ![]() |
ナイトフライ![]() |
エヴリシング・マスト・ゴー![]() |
[緊急特報] ドナルド・フェイゲン新作! 2006年3月。前作「カマキリアド」からなんと13年振りに出てしまいました。「Morph the Cat」! なんで?なんでなの? なんせ、あまりにうれしくて言葉を失いますが、考えてみれば、「エヴリシング・マスト・ゴー」で2003年にスティーリー・ダン復活。それだけで奇跡と思っていたのですが、フェイゲンさんは、それからすっかりやる気が出てしまったのですね。 で、出来ですが。はっきり言って、もう「出来」ということを超えています。全く、何も変わっていません。基本的には「マスト・ゴー」と同じサウンドです。 ミュージシャンも殆ど同じです。 ドラム:Keith Carlock、ギター:Hugh McCracken、Jon Heington、キーボード:Ted Baker、Donald Fagen、パーカッション:Gordon Gottlieb、その他。 要するに、「マスト・ゴー」からウォルター・ベッカーがいなくなっただけです。 ただひたすら、タイトなリズム隊に乗って、フェイゲンさんがブルージーにかましてくれます。ゴージャスなコーラスが追っ掛けます。時たま、変なコード進行で怪しげになります。 満点です。 満点ですが、こうなるとちょっと心配になってきます。 これって、ちょっと老化現象でないの?????? もう60前だしな。 と、申しますのは、なんだか違うんです。こうなっちゃうと、フェイゲンさんも。 もともと、スティーリー・ダンの魅力というのは、その「偏執狂振り」にあったわけです。何度取り直しても納得しない。気に入るまでミュージシャンはどんどん変える。曲想は、想像もつかないような展開をする。 それが、「ダン」だったんです。 なんだか、2000年の「トゥ・アゲインスト・ネイチャー」あたりから、気になってたんですが、このお二人、最近あんまり「こだわり」が感じられなくなって来たんです。 例えば、ミュージシャンはここんとこず〜っとこのメンツです。どの曲も一緒というのは、昔のダンではあり得ませんでした。それが、「料理の鉄人」みたいで興味深かったんです。 ドラマーのキース・カーロックさん。良く存じませんが、ウォルターとベッカーにここまで気に入られているというのは,並みではありません。確かに巧いです。ちょっと突っ込み気味に、タイトに、ステディーにグルーブしてくれます。ちっとも悪くないのですが、全曲同じドラマーというのは、ちょっとつまらないなー。 フェイゲンさんの曲作りも、もう「水墨画」みたいになってきました。「一筆書き」というか・・・。たぶん、どの曲も半日で仕上げてますよ、これ。細かいことに拘らずに、「えいっ!」って感じで。自分の持ち味のエッセンスだけを抽出して。余計なものには見向きもしないで。 これって、ジジイじゃねーか?? 独断そのもの。何も怖いものがない。わが道を行く。世の中に対する興味を失っていく。他人の意見には聴く耳を持たない。 そろそろ引退した方がいいんじゃないかとも思い始めましたが、熱狂的なスティーリー・ダンのファンとしては、ただ新作が聴けるだけでありがたい、というのも事実です。このまま、人間国宝化して行くんだろうか???? そういう意味では、ウォルターと一緒の「ダン」でやるときの方が、まだいいですね。まだまだエッジが効いてて、怪しげで。やっぱり、二人一緒でないとダメなんだなー。老人二人で! ということで、「ミュージシャンと老化現象」について、考察してみました。 本作は、通常のCDと併せ、DVDオーディオのバージョンも入った特別版で、音造りへのこだわりは変わりません。 アメリカのいくつかの都市でツアーもやるようです。フロリダにも来てくれないかなー。 |
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| <アルバム・データ> 発表年: 1977年 レーベル: Universal/MCA 曲目: 1.ブラック・カウ 2.彩(エイジャ) 3.ディーコン・ブルース 4.ペグ 5.安らぎの家 6.アイ・ガットザ・ニュース 7.ジョージー プロデューサー: ゲイリー・カッツ エンジニア:ロジャー・ニコルズ |
| <主要アルバム> 1972年 キャント・バイ・ア・ スリル 17位 プラチナ ![]() 1973年 カウントダウン・トゥ・ エクスタシー35位 ゴールド ![]() 1974年 プレツェル・ロジック 8位 プラチナ ![]() 1975年 うそつきケティ 13位 プラチナ 1976年 幻想の摩天楼 15位 プラチナ 1977年 彩 3位 200万枚 1980年 ガウチョ 9位 プラチナ 1995年 アライブ・イン・ アメリカ 40位 ![]() 2000年 トゥー・アゲンスト・ ネイチャー 6位 プラチナ ![]() 2003年 エヴリシング・マスト・ ゴー |