ボブ・ディラン
Bob Dylan
わたくしには「ボブ・ディラン体験」というのがありません。
おそらくそれは1965年〜66年頃だったのでしょう。
ブルース・スプリングスティーンの言葉を借りれば、「『追憶のハイウェイ 61』のオープニング曲、“ライク・ア・ローリング・ストーン”のはじまりは、心のドアを蹴破って入ってきた誰かが鳴らしたスネア・ドラムのようだった」。
まさに、それはポピュラー・ミュージックの革命だったんですね。
右に書いた、各国の音楽誌による評価を見て下さい。とにかく圧倒的。これを上回るのはビートルズしかないでしょう。
物心ついてから(?)、わたくしも人並みに聴いてみました。「ブロンド・オン・ブロンド」とか。
でも、良く分かりません。ぜんぜん感動できないんです。だみ声のフォーク・ロック。音程はずしまくって、ダラダラうなってる。純粋に、音楽的には聴くべきものありますか?
ボブ・ディランの核心は、その「歌詞」にあるんでしょう?まさに、ポップスの表現領域の地平を変えたという。
で、それって日本人に分かったのかな?
日本のフォーク・ムーブメントは、吉田拓郎とかがボブ・ディランに影響を受けて始まったんだと思いますが、その時、日本人である我々が受けた衝撃というのは一体何だったんでしょう?
ボブ・ディランの歌詞は分からなかったけど(訳詞でしか)、その存在自体のエネルギーとかスタイルに感化されたってことなのでしょうか?
これは「純粋な」音楽的感動とはちがいますよね。ビートルズの「シー・ラブズ・ユー」が、まさに「音楽的」衝撃として脳天に飛び込んできたのとは・・・。
ってなことで、大胆にも我が国のフォークの原点にまでケチをつけてしまいました。
でも、これって結局「時代の波に乗れなかった」者の嫉妬でもあるのでしょうか。ああ、できればみんなと一緒に感動したかったと・・・。
ということで、この際、ボブ・ディランをもう一度聴いてみようかとお考えの方は、Amazonをのぞいてみて下さい。
「追憶のハイウェイ61」はこちらです。
「ブロンド・オン・ブロンド」はこちら。
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「ボブ・ディラン」の
アルバム・ランキング(海外誌による歴代評価)
Rolling Stone
(2004年)
4位:追憶のハイウェイ61
9位:ブロンド・オン・ブロンド
16位:地の轍
31位:ブリンギング・イット・
オール・バック・ホーム
97位:フリー・ホイーリン
VH1(2001年)
9位:ブロンド・オン・ブロンド
22位:追憶のハイウェイ61
29位:地の轍
53位:ブリンギング・イット・
オール・バック・ホーム
Q Magazine
(2003年)
40位:地の轍
Mojo(1995年)
8位:ブロンド・オン・ブロンド
39位:地の轍
57位:ブリンギング・イット・
オール・バック・ホーム
ギネス(1994年)
2位:追憶のハイウェイ61
4位:ブロンド・オン・ブロンド
41位:The Times They Are
A-Changin'
80位:フリー・ホイーリン
98位:地の轍
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